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2015年12月

献体増加

こんにちは!

サンムーバーです。

12月に入りいよいよ年末という感じがしてきましたが全く実感が湧きません。。

さてタイトルのお話ですが、今献体希望が増えているというニュースを見かけました。

献体とは大学に実習用に自分の遺体を提供するというもので事前に大学に登録をすると死後ご遺体が大学に提供されるという仕組みなんだそうです。

実習ではこの献体を利用して解剖実習をしているそうです。

かつては献体が集まらずやっきになっていたところもあったそうですが今は逆に登録者が増えていて中には新規の受付を中止するというところまで出てきているそうです。

その理由が「墓を買うお金がない」とか「遺骨を託す遺族がいない」など現代の闇が浮き彫りになっているような形です。

また献体をすると火葬費など葬儀にかかる費用の負担がないというのも大きな動機になっているようです。

本来は社会貢献の意味で献体を望むという形が多いようですが現代では経済的な理由や死後の面倒を見てくれる人がないなどかなり切実な問題から希望する人が多いようです。

ただ安易に費用がないからと献体を希望すると解剖になるまでご遺体は大学で保管する為荼毘にふされるのがいつのなるのかなどが全く分かりません。

もちろんそれまで遺骨が手元に残ることもない為ご遺族にとっては辛い日々になると思います。

登録には家族の同意が必要不可欠の為、反対されると出来ないので本人の意思だけでは難しいということですね。

そして当たり前ですが献体は無報酬です。そして条件も付けられません。その為自分の家族が献体になった時早く荼毘にふして欲しいとか特別扱いは一切ないということが大前提になります。

献体は医学の発展や進歩の為に行われるものですのでもし検討をされている方がいるようでしたら周囲の人とじっくり話し合い決断をすることが大切です。

残された人たちも納得してのことならとても誇らしいことですが費用負担軽減の為のみの動機ではあまりにも悲しすぎますよね。

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