柩前日供の儀(きゅうぜんにっくのぎ)
納棺から出棺までの毎日朝夕に、故人が生前好んだ食べ物を供え拝礼する儀式。
供花・供物(きょうか・くもつ)
故人に供える生花・花環・果物など多くのものがあります。
経帷子(きょうかたびら)
仏式で葬るとき、死者に着せる白い着物。最近では生前愛用していた服を着せることもあります。通常納棺の際の旅支度のときに、故人の上に掛けます。
享年(きょうねん)
人の生きていた年数。死んだときの年齢。
清祓いの儀(きよはらいのぎ)
神道の霊祭で五十日祭の翌日に行う儀式。手水の儀、祓詞(はらいことば)の奏上、各部屋のお払いなどのあと、神棚と祖霊舎の白紙を取り除き、忌明けとなります。
清め塩(きよめじお)
葬儀や火葬場から戻った人が、玄関先で体に塩を振りかけ清める習慣。宗派により特に意味を持たないこともあります。 1.火葬場から戻ってきたら、玄関先で柄杓で両手に水をかけます。 2.清めの手洗いが終わったら、肩や胸、背に塩を軽く振ります。
釘うち
棺のふたを閉めるとき、釘を打つ儀式。最近では省略することが多くなっています。
区(市)民葬
多くの自治体で住民を対象として提供している低価格の葬儀サービス。
クリスチャンネーム
キリスト教で洗礼の儀式の際授けられる名前。一般に聖者の名前を用います。
結界(けっかい)
一定の場所を区切り、その内側を聖域として外部から不浄なものが入らないようにすること。仏式では幕、神式ではしめ縄で結界をつくります。
献花(けんか)
キリスト教や無宗教の葬儀で霊前に花を供えること。一般に白や淡い色の花を用います。
献香(けんこう)
霊前に香をたいて捧げること。一般には煙のように故人の魂が天に昇ることを祈ります。また、香を捧げることにより、故人の生前の信仰がその罪を清めるといわれています。