開眼供養(かいげんくよう)
新しい仏像などを使い始めるときに、目を描きいれ仏に魂を入れる儀式。
会葬礼状(かいそうれいじょう)
お葬式のあと、会葬者へ出すお礼状のこと。清め塩やハンカチなどとセットにして渡すのが一般的です。
解剖(かいぼう)
解剖には大きく分けて4種類あります。
1.正常解剖 大学の医学部などの研究のためにする解剖。献体された遺体は、正常解剖されます。
2.病理解剖 担当医が死亡の原因や難病の研究のために行う解剖。
3.司法解剖 自殺・他殺の疑いがある場合に行われる警察解剖。
4.行政解剖 突然死などの場合、警察医の死体検分で死因が不明のときに行う解剖。
戒名(かいみょう)
本来は出家して仏に弟子入りするときに授けられる名前。人は亡くなると仏の弟子になるとされ、納棺までに僧侶からつけてもらいます。浄土真宗では法名(ほうみょう)、日蓮宗では法号(ほうごう)といいます。戒名は故人の社会、宗派、寺院への貢献度などにより格付けされます。
海洋葬(かいようそう)
遺体を火葬した後、その遺骨を海に散骨するスタイル。死後、自然に帰して欲しいという思いの人が行うことがある。ただし、海にまく遺骨は細かく砕き、撒く場所等も配慮が必要です。
火葬(かそう)
遺体を焼き、骨を拾ってとむらうこと。
火葬許可書(かそうきょかしょ)
役所にて死亡届が受理されたあと、火葬許可申請書を提出すると交付されます。この許可書がないと火葬できません。ちなみに、再生の可能性があるため、死後24時間が経過しないと火葬することは出来ません。
神棚(かみだな)
家でうやまう神霊や氏神、神符などをまつる棚。
神棚封じ(かみだなふうじ)
故人の家の神棚に死の汚れが及ぶのを防ぐため扉を閉め、白紙を張る習慣。忌明けまで行います。
仮通夜(かりつや)
日取りなどの関係で、通夜を2日間にわたって行う場合、1日目を仮通夜といいます。通常故人の遺族、近親者のみで行います。