直会(なおらい)
本来は、神前に供えたものを神と人とが共に食べること。神式の葬儀では、通夜祭や帰家祭のあと、お世話になった方々の労をねぎらうために食事を用意します。
新盆(にいぼん)
死者が出たあとに、最初に迎える盂蘭盆(うらぼん)。親族をはじめ、知人、友人を招いて供養します。
年忌法要(ねんきほうよう)
故人を偲び追善供養を行うことで、死後満一年目に一周忌を営みます。翌年の二年目を三回忌とし、その後死亡年を含めて数え、七年目に七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌まで営むのが一般的です。それ以降は、五十回忌、百回忌となり、その後は五十年ごとに法要を営みます。
納棺(のうかん)
一般には枕経のあと、通夜の前に遺族や親族の手で、遺体を棺に納めます。その際、故人が生前愛用していたものを入れることもあります。ただし、金属・ガラス・プラスティック製品等を入れるのは控えます。また、最近では納棺専門の業者も多くなりました。
納棺の儀(のうかんのぎ)
遺体に白衣の死装束を着せ、納棺する儀式。そのとき、手水の儀を行い、心身を清めます。棺を白布で蔽い、拝礼します。
納骨(のうこつ)
火葬後の遺骨を納骨堂や墓に納めること。そのとき、火葬許可書に火葬済みの証印を受けて、埋葬許可書となったものを、納骨するところの管理者に渡します。
野辺送り(のべおくり)
遺体を火葬場や埋葬場所まで、葬列を組んで見送る風習のこと。今日では、親族や関係者がバスなどに乗り、霊柩車に従って火葬場に行くことにあたります。